第一次ビール合宿-3-

今回も前回に引き続き、一昨年の11月にドイツの醸造見本市へ行った時の様子をご紹介します。


ビール博物館内部111/17 この日は午後からバンベルク市内の醸造博物館へ行きました。この時期は団体の入ったとき以外はオープンしていないのですが、事前に交渉してあり幾分高めの入場料を支払って見学。中は思いのほか広く、醸造の機械や古い看板等がところせましと展示しています。


ビール博物館内部2この博物館はかつて醸造所だったところで、内部に穴蔵のようなものがありましたが、かつて冷凍技術の無い頃はここに雪を集めて貯蔵しておき冷蔵の手段としていたとのことでした。

夜は旧市街地の中にある、1533年開業というクロスターブロイという醸造所でビールと食事。ヘレスとデュンケルを飲みました。まろやかで泡もちのしっかりしたビール。(3人で80マルク 約4000円)


マースブロイ入り口の看板2件目はマースブロイという小さな醸造所へ。ここは席が満員でしたが、レストランから醸造所へつづく狭い廊下のようなところに、小さなカウンターのようなものがしつらえてあり、ここからビールが注文できるようになっています。(まるで駅の切符売り場のよう)

ここでビールを注文し、立ったまま飲めるようになっています。ここではビールを2杯飲んで10マルク(500円)。この辺でだいぶ怪しくなってきて味の記憶がほとんどありません。ドイツの場合たいがい1杯に500mlきっちりはいっていますので、数件はしごすると結構ききます。

11/18 昨日のビールの酔いがやや残っているますが、翌朝はバンベルクを離れ、車でアウトバーンを飛ばしライン川近くのビシーハイムの麦芽メーカーへ(ここは以前ご紹介しました)。夜はここのモルトマスター夫妻と、ギリシア料理店(またしても!)で食事。

11/19 いよいよドイツを離れる日です。来たときと同様フランクフルトから、コペンハーゲン経由で成田へ。ところがコペンハーゲンでオーバーブッキングがあり、「他の機に乗り換えていただいた方には5万円あげる」というアナウンスがあり、これで飛行機代がチャラになる!とよろこんで申し出たものの、一足先にアメリカ人に先を越されチャンスを逃してしまいました。
そんなこんなで日本に戻ってきましたが、ほとんど胃と肝臓のトレーニングのような旅でありました。

写真上、中:ビール博物館内部

写真下:マースブロイ入り口の看板

<完>

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Presented by 株式会社 ベアレン醸造所 2007年05月20日更新
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